qualiadiversity’s diary

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トルコ!最高でした

このブログを更新するのは何ヶ月ぶりでしょう(笑)。twitterFacebook と次々に新しい発信手段が現れて、公式ブログはついついおろそかに。でも、今回久々に書きたくなりました。 
そう、5月の連休に訪れたトルコにすっかり魅せられてしまったのです。
いつも参加しているGSW(グローバルサミットオブウィメン)。今年はイスタンブールの開催。連休と重なったこともあり、8泊9日のゆったりスケジュールで観光も思う存分できました。

どうしても行きたかったのは「カッパドキア
随分昔、何かの本で読んで以来ずっといつか行きたいと思っていた場所です。日程の都合で早朝5時起きで飛行機に乗り深夜にイスタンブールに戻るという強行軍でしたが、行ったかいがありました!
数億年前の火山噴火によって出来たキノコ岩やラクダ岩などの奇岩の数々。キリスト教徒がイスラム教徒からの迫害から逃れるために作った洞窟教会や修道院、地下8階まである地下都市など、そのスケールの大きさに圧倒されました。
途中の陶芸工房で出会った先生は、まるでアインシュタインそっくりでした。(これ、ホント)そのお茶目な雰囲気に楽しくなり、つい買ってしまったトルコブルーの涙の壺。
当日一緒に回った日本人女性達は早朝、熱気球にも乗ったそうで、それがまた素晴らしかったそう。次回はぜひチャレンジしたいな。(再訪する気マンマンです(笑))

イスタンブールの街並みはアジアとヨーロッパの文化が入り交じるエキゾチックな雰囲気。石畳の上で昼寝をする猫まで絵になる風景でした。
トプカプ宮殿アヤソフィア、ブルーモスクとお上りさんコースから少しはずれて入った考古学博物館で運命の石像に出会ってしまいました。その女性は柔らかな布を身にまとい遠くを見つめる瞳は寂しげでもあり凜とした強さを含んでいるようでもあり。彼女のようになりたいと真剣に見つめていたら、少し微笑んでくれたような。幸せな気分でした。

また、最後の夜に行ったメヴレヴィ教団のセマーダンス(旋踊)はとても神秘的で厳かな雰囲気でした。
4世紀前後の教会の跡地にある舞台は円形でそれを観客が取り囲んでいます。
白く長いスカートをはいた男性が演奏に合わせ、くるくるとひたすら回りながら踊り続ける。ただそれだけなのですが、一緒に見ているうちに私自身もその世界に身を浸したような気分に。
右手の平を上向き、左手の平は下に向けて広げ、旋回を繰り返す。このポーズは、上向きの右手から、神の恵み(愛)を授かり、下向きの左手でそれを地上の人々に分け与えることを表わしているのだそう。まるで「天と地を結ぶ通り管」。以前、ある人からその言葉をもらったことがあります。私の求めているものはこの踊りの中にあるのかもしれません。

国際会議もとても刺激的でしたが、トルコという国、そのものにとても興味がわきました。知っているようで知らないことが沢山。自分の目と心と肌で感じることの大切さを改めて実感。また、行きたい国の一つになりました。