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qualiadiversity’s diary

ダイバーシティ&インクルージョンな日々を楽しむヒントや情報を発信しています。

GSW in chile

グローバルサミットオブウィメン(Global summit of women=GSW)が5月14日~16日、チリ・サンティアゴで開催されました。

ここのところ毎年参加しているGSWですが、今年ほど大変な年はありませんでした。昨年からの世界規模での経済危機、さらにGW直前に始まったメキシコを震源とする新型インフルエンザの拡大などで参加者の大幅減少が予想される中、私も直前まで参加するかどうか悩んでいました。結局、総合的な判断のもと参加を決めたわけですが、リスクマネジメントの大切さも学んだ出来事でした。

参加人数は昨年から大きく減少し50カ国約500人とこじんまりとした会議となりました。
最も参加者が多かったのが中国で70人(どうやら来年は中国北京開催のようです)、次いでベトナム50人、スペイン30人、日本からは私を含めて8人でした。

参加者は少なかったのですが、会場はパワフルな女性たちであふれ例年通りの熱気でした。特に、初日のウエルカムパーティでのチリ初の女性大統領であるミチェル・バチェレ・ヘレア氏の演説は女性に勇気とパワーを与える内容で、彼女に会えただけでもチリにいったかいがあるというものでした。
この4年間に彼女がやってきたことは、たとえば次のようなモノがあります。

・職場での女性の授乳の許可
・離婚後の女性への慰謝料不払に対しての厳罰化
・何百もの保育所と、女性と子どもたちのためのDV駆け込みシェルターの新設
・内閣をはじめ行政トップへの男女平等任命(現在閣僚の半分が女性だとか)
・海軍予備校に女性の初入学
・14歳の女子への避妊薬の無料提供
・11歳の子どもすべてにパソコンを無料配布
・高齢者の医療費を全額免除 などなど。
(ミチェル氏の業績については以下をご覧ください。
http://www.awid.org/eng/Issues-and-Analysis/Library/Chile-s-Feminist-President/%28language%29/eng-GB)

医療や福祉、教育に力を注ぎ、なかでも特に女性のエンパワーを促進する法律を次々に整備してきました。これらの業績を讃え、GSWでは、THe 2009 Global Women's Leadership Awardを授与しました。2006年に就任し今年が任期満了の年ですが、現在の支持率は60%近く国民に圧倒的な人気があるようで、パーティ終了間際には記念写真をとりたいと殺到する女性たちでもみくちゃになっていました。
また、3日目のランチセッションには、nobelwomensinitiative代表のJody Williamsさんが登場。http://www.youtube.com/watch?v=dIhfBqwcaxs
彼女は地雷禁止国際キャンペーン代表として1997年にノーベル平和賞を受賞している。これまでにノーベル賞を受賞した12人の女性の中で現在も活動している7人の女性によって設立されたノーベルウーマンズイニシャティブ。http://www.nobelwomensinitiative.org/
その存在を私は全く知りませんでしたが、女性の人権と世界の平和のために行動する迫力あるスピーチに会場は全員総立ちで拍手喝采。鳥肌がたちました。言葉を超えたメッセージを受け取った気がします。
私もまだまだやることがあるはず。がんばらねば!と、元気もらった3日間でした。