2008-11-30 今年のWLB大賞はパナソニック電工の「シゴトダイエット」 ワークライフバランス 昨年から始まった(財)社会経済生産性本部によるワーク・ライフ・バランス大賞。 第二回の受賞者が決まった。 昨年は大賞受賞なしだったが、今年はパナソニック電工/同労働組合による「シゴトダイエット」が見事受賞。 その内容はというと、労使が一体となり、全社的に業務効率化・生産性向上に取り組み、企業業績に結びつくテーマ約3,000 件が導き出されたという。また、また、?定時退社日の推進、?年休取得の促進、?過重労働の防止に取組み、2007 年10 月からの半年間で総実労働時間の平均10 時間削減を達成したそうだ。 (詳細は、右記HP)http://www.jisedai.net/new/wlbtaishou.html ワークライフバランスについては、その浸透や啓蒙という段階から、では実際に企業で何ができるのか、個人としてどのようなアクションを起こせばよいのかという実践段階に来ている。知識→意識変革(気づき)→スキル獲得、そしてアクションへ。 先日実施した某企業の部課長向けWLB研修においても、OST(オープンスペーステクノロジー)を活用したワークショップを実施したが、充実した議論が繰り広げられた。一人ひとりは結構このテーマに関心をもっているが、組織となるとどうも動きが鈍くなるようだ。その壁を壊すのは、結局一人一人の自律した行動に他ならない。 社会の中の小さな動きがやがて大きなうねりになっていく。それを実感する日々である。