qualiadiversity’s diary

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シーシーズでいこう

 先日、発明起業家の藤村靖之氏の話を聴く機会があった。藤村氏は福岡のTさんお勧めの人物。とにかくすごい人らしい。あのTさんが言うんだからすごい人なんだろう、と何の予備知識もなく会場にいくと80名近い参加者ですでにいっぱい。
藤村氏は、これまでにいろんな発明をしてきたそうだが、現在は非電化工房を主宰し電気を使わない暮らしを提案している。http://www.hidenka.net/jtop.htm

彼のHPの扉には次のような言葉が・

便利を たくさん 得ると、
     なにかが たくさん 失われる
便利を すこし 捨てると、 
     なにかを たくさん 得られる
              (非電化工房HPより引用)

彼の考えた非電化冷蔵庫はとてもシンプルなつくり。(詳しくはHPをみてね)モンゴルやナイジェリアでも利用されているそう。他にも非電化湿度計=アジサイ 非電化消臭器=竹炭なんていう楽しいものもある。
電気なしにはありえない私達の生活。藤村氏は、電気を否定するのではなく「電気でなくてもほどほどできる」をめざしているそう。

そんな彼の今回の話は、発明起業家になろうという話。とても興味深い話だったが、中でも印象に残ったのは、「シーシーズ」という言葉。

「カルチュラル・クリエイティブズ」の頭文字をとってCc's。
新しい文化を生み出していく人 という意味だそう。
特に今話題のロハスLOHAS=Lifestyles of Health and Sustainability)の世界では、生活創造者といい、持続可能な地球環境や経済システムなどの実現を願って、そのために行動する人を指すようだ。

藤村氏自身が、まさにCc'Sだといえる。
「志を持って何かを成し遂げる。みんなが「無理」というからこそやる!潜在的な強い欲求に強い感動をぶつけるとそこにムーブメントが起こる。そういう起業家になろう。」

彼の語り口は淡々と穏やかでとても楽しそうだが、その言葉の奥にある熱い想いが伝わってきて、私もなんだか元気になった。

今では多くの人が知っているダイバーシティという言葉も、数年前は誰もがそんな言葉は知らないと言い、日本では無理といっていたなあ、と思い出してしまった。
強い意志をもってやり続けることが大切なんだと、改めて気付かせてもらった。

新しい何かを生み出すっていつもワクワクする。困難があることはわかっているんだけど、やめられない。その先に光があることを知っているから。それを見たくて一歩を踏み出すんだよな。

めざせ!Cc's