qualiadiversity’s diary

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ワールドカフェでワークライフバランスを語る

 先週金曜日に大阪府主催の「未来をつくる 人も組織もイキイキ大阪」のイベントがありました。

第一部の基調講演は、今をときめく話題の経済評論家 勝間和代さんとあって会場となったドーンセンターのパフォーマンススペースはほぼ満員。
思ったより小柄ながらバイタリティあふれる勝間さんは、1時間足らずの講演を一気にしゃべりまくって、持参の自転車(なんと東京から折りたたんで持参されてました!)にのって次の会場へ疾風のように去っていかれました。
それでも刺激いっぱいの話に、参加者はお持ち帰りのネタを沢山いただいたようです。

第二部は、ロールモデルとの交流会とワールドカフェの二本立て。両方参加したかったという人も少なくなかったようです。
私は、ワールドカフェのファシリテーターを務めさせていただきましたが、いやあ、楽しかった♪
今回は、学生さんと企業人の交流も目玉の一つ。事前にホスト役をお願いした学生たちも存分に楽しんでくれたようです。
ワールドカフェとは、喫茶店にいるような気楽な気分で話し合うダイアログ(対話)の手法の一つで
1995年、アメリカで誕生しました。テーブルからテーブルへ旅をするような感覚で渡り歩き、話を広げたり深めたりつないでいく中で、新しい智慧が浮かび上がってくる。そんな手法です。

前日までスタッフのIさんとSさんが念入りに準備。今回は、テーブルを各国の都市にみたててみました。その懲りようはすごい!の一言。
テーブルの上には各都市の国旗にお菓子と模造紙のテーブルクロス(落書き用に使用します)、トーキンググッズとして各都市の小物(ロシアはマトリョーシカ、カナダはデコイ、パリのワインにシドニーはコアラ、ベルリンはなんと本物のベルリンの壁!等など)を用意。
参加者の名札には、パリ⇔ニューヨーク ベルリン⇔シドニー 大阪⇔ケニアといった往復チケットが記入され、それぞれの国に旅立っていきます。

テーマは「男女がイキイキ働く組織の条件とは」とちょっと固めの内容でしたが、皆さんすっかりリラックスして会話を多いに楽しんだようです。
旅先では、自分のいた国の話を代弁する語り部になり、戻ったテーブルでは残ったホストからの話やそれぞれのお土産話で盛り上がり、同じテーマでも切り口や視点が違い本当に様々なアイデアがつながっていきました。
一度旅に出て、また戻るというワールドカフェのスタイルはいろんな効果があるようです。
最後の全体シェアでも、各テーブルがまるで一つのチームのようにまとまっていました。

ワールドカフェの翻訳者Kさんも参加してくださって、最後に「とってもいいワールドカフェだったね」とお褒めの言葉をいただきました。

私のファシリテーションはつたないものでしたが、参加者の持っている力、「場」の作り出す雰囲気が成功へと導いたのでしょう。

また、やってみたいですね。しばらくワールドカフェのとりこになりそうです。