qualiadiversity’s diary

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小磯良平展

小磯良平大賞展を見に、夫と六甲アイランドの小磯記念美術館に行ってきました。
2年に一度の恒例行事ですが、今年からトリエンナーレに変更ということで次回は3年後になりそうです。この賞は1992年にスタートした公募展で、賞金1000万円は国内最高金額です。そのためか、応募点数も毎回1000点をこえ、今年は1084点の応募があったそうです。
夫もいつかはこの賞に応募したいと思っているようですが、入賞作品は58点とかなり狭き門。まあ気長にいきましょうね。

小磯良平の名がついているせいか、抽象画よりも具象画が多く、緻密に描かれた作品はよくぞここまでというほど描きこまれています。号数も毎年大きくなっているようで今年は100号サイズの正方形が多く見られました。公募展だけあって様々なタッチの作品があります。普段は日展や国展、二科展など様々な会に所属しているであろう画家達の作品を見られるまたとない機会です。
全体にとても品がある清新な作品が多いように感じました。荒々しさや大胆さのある作品が少ないのはちょっと残念かも。

大賞受賞作品はメッセージがわかりやすすぎて物足りない感じがしました。絵心のない私にとっては、大賞を受賞したかどうかよりも自分にとって印象に残るものか、好きか嫌いかという単純な動機で鑑賞するだけなのですが。
新年早々の美術館はひっそりしていて人影もまばら。心ゆくまでゆっくり楽しむことができました。


今年は夫がオーストラリアにチョークアートを習いに行くというので、私もくっついて行って、語学でも学ぶかと計画中。右脳を鍛えるよいチャンスかも。