今日のシナリオプランナー協会設立イベントはなかおもしろかったです。特に埼玉大学の宇田川元一さんの話は、なるほど~、そうそう、と言うものが多く非常に興味深かったです。(ただ、私の敬愛する野中郁次郎先生が海外では評価が低いという話はちょっとシ…
フィンランド教育を普及促進している北川達夫さんによる「対話」の話は奥が深い。 「対話」とは、広辞苑によると「向かい合って話すこと。相対して話すこと」となっているが、グローバルコミュニケーションにおける対話は、かなり異なる意味をもっているよう…
ORIGINALS 誰もが「人と違うことができる」時代 アダム・グラント著 三笠書房 タイトルに惹かれたポチッとしたのに、そのまま積ん読状態になっていた本を引っ張り出しました。 ペンシルバニア大学ウォートン校で史上最年少(35歳)で終身教授になったアダム・…
あることがあって、久しぶりに読み返した、ロナルド・A・ハイフェッツの「最前線のリーダーシップ」~危機を乗り越える技術~。 リーダーシップには危険がいっぱい。困難な状況のなかで心の活力を保つにはどうすればよいか。改めてかみしめたいフレーズを備…
HBR 2017年7月号の特集は「生産性」これも気になるテーマなんだけど、やっぱり私はコチラです。 2016年のマッキンゼー賞受賞論文 「差別の心理学:ダイバーシティ施策を成功させる方法」...ハーバード大学教授 フランク・ビドン テルアビブ大学准教授 アレク…
HBR2017.06号でもう一つ気になった記事を紹介します。 なぜ人は昇進すると横柄になるのか権力のパラドクスを回避する3つの方法カリフォルニア大学バークレー校 教授ダッチャー・ケルトナー 小さいとはいえ、社員を雇い社長を名乗り、いくつかのNPOでは理事…
ここ2年ほど、HBRではアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)に関連する記事をよく見かける。 ビジネスにおける不公平・不平等、差別や格差の奥底に、無意識の偏見や差別の構造が潜んでいることに改めてアンテナを立て、排除する仕組みを作ることが求められ…
ダイバーシティ&インクルージョンの肝とも言えるのが、多様性に対する柔軟で楽観的な思考スタイルをどう維持できるかということ。こり固まったメンタルモデル(認知的枠組み・モノを見る世界観)に気づき、それを手放すことは多様性を活かす上で不可欠なこ…
HBR2016年7月号からもう一つ面白い論文。 「自分のための交渉を成功させる方法」 シモンズ大学経営大学院名誉教授 デボラM.コルブ 先日某企業での女性リーダー育成プログラムで社外のロールモデルを招いて上司・部下の合同の場で話を聞いてもらった。非常…
3人いれば社会が生まれ、組織が生まれる。多様な人がいる中で、どうパフォーマンスを上げていくかは、いつの時代も大きな課題だが、ITが進化した現在それは更に複雑性を増している。会社にこなくてもいつでもどこでも仕事ができるようになり、バーチャルなコ…
〇脳と創造性 「この私」というクオリアへ 社名でもある「クオリア」という言葉に出会ったのは、ほんの偶然。 大脳生理学者の池谷祐二さんの「進化しすぎた脳」で出会い、その美しい響きと内容にびびっと何かを感じてしまった。その後、茂木健一郎さんのHP「…
1990年代、自身の再就職がきっかけとなって働く女性を支援するNPOの理事として活動していた。 女性が働くことにつきまとう困難さは今も昔も変わらない。 なにより自分に対する自信のなさやとらわれ、思い込みから抜け出すことが どんなに大変か、その場面に…
いいにくいことを率直に言う。 自分の想いを素直に伝える。 簡単なようでとても難しいこと。 相手を傷つけまいとして、結局自分が傷ついている そうして、相手も傷ついていく 今日こそ言うぞ、絶対言うぞ。 胸がどきどき、アドレナリンが大放出。 言いにくい…
「フロー体験 喜びの現象学」(世界思想社) 何かに夢中になると時間はあっという間に過ぎていく。フローとは、人間がそのときしていることに完全にのめり込み、それ自体を純粋に楽しむ状態を言う。人はどんな状況におかれても内面の調和によりフローを経験…
10周年記念個人的お勧め書籍第4弾 数々ある奇跡の出会いの中でも、この人との出会いは「宝くじは買わなきゃ当たらない」という私の信念を決定づけた。 アポなし突撃面談が実現しただけでも奇跡なのに、見ず知らずの初対面の私のなんとも無謀なオファー(日程…
フェミニズムに関心のある人なら一度は聴いたことがあるだろう。今では伝説にもなりそうな、アメリカの女性解放運動家ベティ・フリーダン(1921~2006) 。その実物にお目にかかったことが、私にとってのセレンディピティの始まりだったのかもしれない。 す…
クオリア設立10周年パーティで、専業主婦だった私がパートから正社員を経て、2つの会社を設立し今に至るまでに影響を受けた書籍を紹介しました。 そのままにしておくのはちょっともったいないので、ここで紹介します。 まずはこの1冊。 ○「女縁」が世の中を…
ある組織のビジョンづくりについて、年末からずっとSkypeでダイアローグを続けています。その内容がとても濃くて毎回ものすごく楽しい時間となっています。 チョー発散系の私を自由に泳がせてくれるおおらかさがありつつも、大きな川の流れのように決してそ…
働く女性を支援するNPOに勤めていた1990年代後半、女性のための再就職支援から起業支援やキャリア形成支援にシフトし、女性のためのキャリアアドバイザーを養成しようといろいろ調べていた時期がある。キャリアアドバイザーやキャリアカウンセラー、コーチン…
リクルートワークス127号の第二特集は 米国レポート「女性リーダーが育つ企業で、今議論されていること」 4月の欧州企業に続く第2弾です。 焦点は「スポンサーシップ」というタイトルに、やっぱりそうでしょ!とにんまりする私。つい先日も日経ビジネスオンラ…
第6回GOLDシンポジウム参加レポート 9月19日(金)、麻布のアメリカンクラブで開催されたGOLD主催のシンポジウムに出席しました。18ヶ月毎にロサンゼルスと東京で毎回開催されるこのシンポジウムは今回で6回目。初回から毎回欠かさず参加しています。 そ…
少し前に出た日経BPムック「女性部下育成の教科書 にカルビー社長松本晃さんの記事がありました。 ・ダイバーシティで会社は成長する。早く始めないと手遅れになるよ。 ・ダイバーシティをやらないと会社はよくならないし、もうからない。世界ではもはや当た…
ずっと積ん読だった、アダム・グラントの「GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代」をようやく読了。著者は1981年生まれ。ペンシルバニア大学ウォートン校の史上最年少終身教授だそうで、FBでも皆さん話題にしていたが、期待通りの本だった。 アダム・グラント…
リクルートワークスの最新号特集は 「女性リーダー育成 半歩先行く 世界のリアル」 スイス・ドイツのグローバル企業の視察から見る 女性リーダー育成の最前線です。 女性活用では世界の劣等生である日本が変わるヒントが満載です。リクルートが提案する「女…
企業変革8つのステップで有名なジョン・P・コッターの「企業変革の核心」~このままでいいをどう打ち破るか~を久しぶりに読み返した。 ダイバーシティ推進はまさに組織変革と同義語であり、コッターの8つのステップはとても役に立つ。重要なポイントは「危機…
「フューチャーセンター」「フューチャーセッション」に関心を持つ人が急増している気がする(少なくとも私の周りでは)。フューチャーという言葉には間違いなく人を魅了する何かがある。けれど単にそれだけではなさそうだ。 フューチャーセンター(FC)を…
2月9日(土)、デザイン・クリエイティブセンター神戸KII+O:で開催された、FAJ関西支部イベント「ファシリテーションで〇〇〇を変える」。 今回のテーマは「Change」 何かを変える・実現するためのファシリテーションの可能性について、みんなで考えよう…
新年最初のブログです。フェイスブック(FB)を始めて、どうしてもブログがかしこまった場になってしまい、書き込みが遅れがち。 でも、しっかり自分の思考と向き合うためには、ブログも大事だと再認識。 今年はもう少ししっかり更新します。 その第一弾。…
東大の中原淳先生と東京学芸大の高尾隆先生の共著「インプロする組織」を読んでいたら、タイミングよく高尾先生のセミナーがあるという情報を入手。日程は東京出張の最終日。これはいくしかないでしょ、と参加しました。 インプロとは即興演劇のこと。これが…
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